ジョニー・ライデン少佐機

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製作期間:2016年7月9日~2018年7月6日

HGUCベースで06R-2ジョニー・ライデン少佐機(以下ジョニザク)を制作しました。 ベースキットはHGUCシャア専用ザクとHGUC及び旧キットのジョニザクです。基本はこれまで制作してきたザクと同じ構造及び構成を土台に形状、精度、組立効率を進化させています。ジョニザクはMSVにおいて主人公ともいえる立ち位置であり、作例やキットも豊富にあります。今回はそういった豊かな作例を吟味しながら、自分の考えるジョニザクを具体化してみました。

●製作記事(twitterモーメント)

■ベースキット
HGUCシャア専用ザク: 頭部、両肩、シールド、ショルダーアーマー、トルソー、太もも、足裏。
HGUCジョニザク: 腕、バックパック、脛、足
その他
MSVジョニザク: 脚部動力パイプ、ザクバズーカ
旧キットハイザック: 頭部動力パイプ
B-Club HGUCザク用ハイディティールマニピュレーター

マシンガン: HGUCF2のマシンガンをベースに旧MSV1/100以上の06Rが装備していた謎のマシンガン風に改造。

マーキング:シンボルマークのRB、馬のエンブレム、ライン類は自作、他はハイキュー系のコーションデカール、MSVジョニザクを使用しています。

主な改修箇所
〇頭部:キットパーツの削り込み及び支柱、角の新造。モノアイはHアイズのランナーをモノアイシールドに刺して面を合わせたもの。動力パイプは、旧ハイザックのものをレジンで複製してカーブを加えました。 
〇トルソー: 胸両サイドを角ばった形状に, パイプの受け部の形状、ボリュームの変更。
〇肘:旧キットをイメージし、関節パーツを角張ったものからドラム形状に。
〇手:拳-HDMにHGUC06Rの「節くれた指の付根」手甲を合わせました。手甲の角度も変更しています。他の手類もすべてこの意匠で統一しました。
〇ランドセル: 草刈健一氏の伝説の作例を元に取っ手オフセットの意匠に。また、ジオノ06Rを参考にボリュームをキットベースに30%くらいアップしています。
〇膝:HGUC06Rの膝パーツをベースにフレーム形状を好みの形状に変更。膝を曲げたときに膝の上下にフレームがチラ見するように改造。

ジャイアントバズーカ
今回の自分の勝手な思い入れアイテム。作ったのは7年前で、いつかジョニザクを作って持たせようと温存していたものが漸く日の目を見た形になります。 基本はHGUCドムものにグリップの一部をザクバズーカのパーツに置き換えたものです。
因みにザクにジャイアントバズーカを構えさせるのは結構ストレスの多い作業。基本はシールドと首の間にバズーカの尾部を挟むように構えますが、06Rの場合、バックパックにも接触する為、自由度が極めて低いです。今回はより安定して構えられるように、バズーカの尾部を肩シールドの上面にネオジム磁石で固定する方式を試してみました。手だけで保持するより数段安定します。

■ジャイアントバズとザクバズーカの装備
最近のジョニザクは、肩シールドにジャイアントバズーカを装備するのが主流のようですが、どうもバランスに問題があると感じますので、作例ではバックパックに固定する方式を試してみました。基本はランドセルの右側にネオジム磁石を仕込んだ被せ式接続パーツを追加、その上に、旧キットMSVのバズーカ用ラッチを再びネオジム磁石接続としています。
ザクバズーカの方は旧キット仕様のままシールドにネオジム固定するようにしました。

オリジナル武装類
二連バズーカ: 伝説のHTBG2の小田氏の作例を参考に、旧キットザクバズーカベースで二連式バズーカを作ってみました。中央部はHGサイコザクのザクバズーカを使用。リブディティールがあり、それを繋げることで「束ねた」ような形に出来るのが重宝しました。
三連ミサイルポッド: ゲルググキャノンの装備品ですが、「きっとジョニザクも使ったに違いない」という勝手な設定で持たせてみました。基本はHGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノンのものに、HGブグのシールドの持ち手を合わせたものです。特にジャイアントバズ等を持った時、左腕に装備するとビジュアル的なバランスが保つのに一役買ってくれる気がします。

今回の制作期間は二年.. 次回作は制作スピードの改善を目指します! 最後まで御覧いただき有難うございました

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